友達に薦められて経済法令研究会の「オンライン時代の新不動産登記実務」と言う本を買いました。
オンライン庁への登記申請の手引き書のような内容です。
とても分かりやすく書いてあって、良いと思います。

本題ですが、登記申請人が外国に住んでいるケースがたまにありますね。
そう言う場合、日本にいる親族を介して話しを進めることが多いんですが、永住権と国籍をゴッチャにしてる方が多いですね。

「○○は数十年前からアメリカ人と結婚して向こうに住んでますから、アメリカ人なんです」と言われることがあります。
すかさず「○○さんは日本のパスポートを持ってるか確認して頂けますか?」と聞くようにしています。
確認後の返事は「日本のパスポートは持ってるようです」というのが99%ですね。
その時点で日本国籍確定です。

実は最近も相続人の一人がアメリカ在住の案件が有りましたが、国内の親族(兄弟)がササッと書類をアメリカに送って、在留証明・署名証明を取ってくれました。
こちらの予想以上に早く手続きができました。
今後は外国在住の方がいる案件も増えてくるでしょうね。