雨が降って来ましたね(東京地方)。
予報では、明け方に止むとか。
明日は9時から立ち会いなので、当たって欲しい。

さて、その立ち会いのこと。
ここのところ、やわらか〜い話題ばかり書いていましたので、久々にカタイ話しでも。

不動産売買の最終代金支払い→不動産の引き渡しの現場で決裁をすることを「立ち会い」と言いましてね。
我々、司法書士が当事者の本人確認・意思確認・書類の確認等をして、
問題がなければ、お金と物(不動産)が動くわけでして。

今日も1件、立ち会いをしたわけですが、いやー何度やっても何度やっても好きになれません。
取引全体の流れから見ると、最後の最後の部分ですので、周りからしてみると「最後だけチョロっと来てラクだな」と思われることもあるようです。
実際に、そう言われたことも複数回あります。

登記費用をもらうときに、「もうかりますねー」と言われることも多々あります。
報酬と登録免許税等の内訳を説明して、納得してもらいます。

Yahoo!の知恵袋とかを見ると「高い金を払って司法書士に依頼するような手続きではない」と言った内容も散見します。
不動産売買の怖さって、なかなか理解されないものだと言うことは承知しています。

さて、平成22年11月10日付けで、東京司法書士会から「不動産詐欺事件に関する情報提供について(お知らせ)」が出ています。
東京会の方は必ず読んで下さいね
近隣県の方にも、可能な限り見て頂きたいです。
ちなみに、nsrに「緊急不動産詐欺事件速報」と言うスレが立ってます。

詳細は書けませんが、都内の物件の立ち会いを依頼された隣接県の司法書士が、事前準備段階で登記済証の真偽に疑問を持ち、立ち会い当日の状況から、決済を流して事なきを得たと言う事件です。
後日調べたところ、本人確認書面として呈示を受けた運転免許証も偽造だったとのこと。

ところが、ここでこの話しは終わりません。
さらに続きがあるのですが、ここで書くのは控えます。
司法書士の方は、上記nsrの「緊急不動産詐欺事件速報」と言うスレを読んで下さい。

このような話題を見るたびに、立ち会いが辛くなるわけでして。
今も、ドヨ〜ンとした気分なわけですよ。
自分なりに、書類の偽造等を見抜くノウハウは持っているつもりです。
IC運転免許証なら、一つだけ真偽を見抜くための隠れた判断材料を知っています。

でもねー、相手は騙すプロ。
緊張の極限状態で臨んでいる立ち会いの場で、平常心を取り戻すのはムリなんですよ・・・少なくとも私はね。

なんだかグチグチと書いてしまいましたが、自分に可能なことを出し尽くすしかないわけでして。
そんなわけですから、明日の立ち会いもいつもどおりに終わらせたいと思います。

いやー、でも胃がキリキリするわぁ。