久々業務が多い今日この頃ですが、本日、久々に未成年者特別代理人選任の申立書を作成しました。
切手の料金が560円なのですが、今までの記憶だと80円×6枚と10円×8枚だったような気がしました。
念のため裁判所に確認をしたところ、80円×6枚と10円×6枚と1円×20枚とのこと。

法務局に行ったついでに、印紙売り場で切手を買おうとしたところ、1円切手は扱っていないとのこと。
しかたないので、チョット歩いた郵便局に行ったところ、1円切手の在庫が15枚しかありませんでした。
郵便局を出て、法務局の前を通り、事務所を通過して違う郵便局へ。
1円切手を5枚買って、やっと郵便切手が揃いました。

さて本題です。
先日、登記申請書を作成していて、登記記録と印鑑証明書で違う文字がありまして。
登記記録上は「錫」でしたが、印鑑証明書は「鍚」でした。
法務省の戸籍統一文字情報で検索をしてみるとこんな感じ。
すず

「誤字俗字・正字一覧」を見てみると、「正字等」の「錫」の下の「戸籍に記載されている文字」に「鍚」が掲載されていました。
ただ、「鍚」の横に◎が付いていて、これは「申出により訂正を認める別字」なんですよね。
一応、法務局に確認をしましたが、このままで良いとのこと。
登記も完了しました。

で今回の件で、再度、誤字俗字・正字に関して調べてみたのですが、以前から出ている質疑応答がありますよね。

登研461号
要旨:登記名義人の氏名が昭和58年3月22日民二第1501号民事局長通達による「誤字・俗字一覧表」中の誤字又は俗字で記載されている場合には、登記名義人の表示を正字に更正する必要はない。
問:登記簿上の氏名の1字が「巳」となっているが、印鑑証明書では「己」となっていても所有権登記名義人の表示更正登記は不要と思いますがいかがでしょうか。
答:御意見のとおりと考えます。

登研549号
要旨:登記名義人の氏名に「已」の文字が記載されている場合において「己」を正字として登記の申請をするときは、同一人と認められるときは登記名義人の表示の更正を要しない。
問:登記簿上の登記名義人の氏名に「已」の文字が記載されている場合に、「己」を正字として登記の申請をするときは、「已」と「己」とは誤字俗字・正字一覧表(平成2、11、26民三第5414号民事局第三課長依命通知参照)において誤字俗字と正字の関係に有るものの、同表において◎印が付され、別字(それぞれ正字)であるとされているため登記名義人の表示の更正を要するものと考えますが、いかがでしょうか。
答:登記名義人と登記申請人とが同一人と認められる場合は、登記名義人の表示の更正を要しないものと考えます。

この「己」と「已」と「巳」の3文字ですが、似ていますが別の字です。
以前の「誤字俗字・正字一覧」では、「正字等」の「己」の下の「戸籍に記載されている文字」に◎付きで「已」が掲載されていました。
そして、「正字等」の「已」の下の「戸籍に記載されている文字」に◎付きで「己」が掲載されていました。
さらに、「正字等」の「巳」の下の「戸籍に記載されている文字」に◎付きで「已」と「己」が掲載されていました。

ところが、平成16年に改正された「誤字俗字・正字一覧」で、掲載内容がかわりました。
まず、「正字等」の「己」の下の「戸籍に記載されている文字」から「已」がなくなりました。
そして、「已」と「巳」に関しては、「誤字俗字・正字一覧」からそれ自体が削除され、掲載されていません。

以上のことから、取り扱いが変更になっている可能性もあります。
ただ、上記の質疑応答が変更されたわけでもありません。
まぁ、登記を申請する前に、管轄法務局に照会した方が無難でしょうね。