あちらのブログは頻繁に更新をしていますが、こちらのブログは滅多に更新をしなくなってしまいました。
以前のように、オンライン申請の過渡期とか、登記に関する内容で目新しいものが少なくなってきているのかな?とも思うのですがどうでしょうか。

そんな中ですが、少し前に東京会の研修を受講しました。
テーマは「本人確認と原本確認」です。
今年から受講をする必要がある、倫理の研修でもありました。

内容としては、本人確認に伴う、各種証明書類の原本確認に関するものです。
各種証明書を偽造する側は、巧みに作成しますので、立ち合いと言う緊張した場面でどこまで確認をできるのかは疑問ですが、少なくとも自分自身ができる確認を100%することは必要だと思います。

私は、運転免許証の確認にはAndroidスマホのアプリを利用しています。
無料アプリではなく、有料アプリなので、暗証番号を入力しなくても交付日と有効期限のみ表示されます。
とりあえず、交付日と有効期限が確認できれば、運転免許証は偽造でないとして問題ないと思います。

そして、研修の受講後に購入したのがこちら。
2019-11-07 09.52.07
左がドライブレコーダーで、右がブラックライトです。

ドライブレコーダーはコンビニ交付証明書の裏面の偽造防止検出画像の確認用です。
以前から使っている物もありましたが、使いやすそうなので買い換えました。
ちなみに、私は使っていませんが、普段は普通にドライブレコーダーとして利用できます。

ブラックライトはパスポートの確認用です。
パスポートには、ブラックライトを当てると浮かび上がる偽造防止対策がいくつか施されています。
また、日本のパスポートではなく、外国のパスポートにも同様の物があります。

上記では足らないと言われるかも知れませんね。
特に「コンビニ交付証明書を受け入れている時点でダメだ!」と言う方もいるでしょう。
でも、これが私にできる100%の確認ですね。
これで事件が発生して、私の責任を問われることがあったら、その時は諦めます。

不動産業者の担当者と話をすると、コンビニ交付証明書に関しては、受け入れをしない司法書士もいるようですね。
私は通用する証明書として発行されている以上、受け入れないわけには行かないと考えています。
受け入れない理由は、やはり偽造を疑っているからですよね。
確かにコンビニ交付証明書は、様式が一律だから偽造しやすいと言うデメリットがあるでしょう。

逆に様式が一律だと言うことがメリットでもあるんじゃないですかね?
日本全国の市区町村が発行している証明書の様式なんて全部知ってるわけないですからね。

まぁ、それぞれの司法書士が自分の考えで、事故防止を万全にしていけば良いんじゃないでしょうか。