今日は寒かったですね。
明日は寒い上に雨も降るみたいです。
クリスマスも終わり、いよいよ年末ですね。

さて、少し前に書いた相続の話
相続人は妻と、妻が会ったこともない子。

被相続人が自筆証書遺言を残していましてね。
形式的な問題はなかったのですが、内容が。
「全財産を妻○○に遺言する」と。

一応、管轄法務局に照会を。
何だかんだと理由を書いて、「相続を原因として所有権移転登記ができると考えるがいかがか?それが認められない場合は、遺贈を原因として所有権移転登記ができると考えるがいかがか?」と。

法務局から電話が来て、「どっちもダメ」って言われました。
食い下がったけど、「遺言すると言う言葉からは財産を処分すると言うことが読み取れない」とのこと。
本局に上げてくれとも言ったのですが、「登記申請が出たら照会する」との回答。

ここで、前に書いた「難しいアプローチ」に繋がるんですけどね。
妻が会ったこともない子に手紙を出したけど、何の連絡もして来ませんでした。
連絡をくれれば、協力依頼をしようと思ったんですけどね。

しかたないので、相続登記を申請しようと思い遺言の検認をしました。
そうしたら、検認の日に妻が会ったこともない子が来ましてね。
その後、何度か連絡を取り、相続登記に協力をしてもらうことができました。
手紙に対して連絡をくれなかったのは、色々と思うところがあったそうです。

今回は、良い方向に動きましたが、そうでもない場合もあります。
実際、まったく動かない案件も抱えていますからね。

とにかく、年内に相続登記の完了まで行きつけたから良かったです。