「上114下72」

さて、今日は官庁御用納めでしたね。
そんなわけで、当事務所も今日で仕事納めです。
今年も一年、お疲れ様でした。
振り返ってみると、ビミョーな年でしたね。
これを年明けまで引き摺っちゃうんでしょうか?

さて、今日1枚のFAXが。
ピーッて音と共にペラーっと登記完了証は1枚出て来ました。
所有権移転登記の登記完了証です。
それと同時に、不動産会社の社長から電話が。
FAXの送信主です。

「登記が終わったんだけど、完了証しか手元に来なかったんだけど良いの?」との事。
シールを貼った識別情報は無いかと聞いてみたが、無いと言う回答。
登記をした司法書士に問い合わせてみた方が良いとアドバイスをしたんですが・・・財務省の公売物件を購入したそうです。
で、社長ではなく従業員が手続きに行ったそうですが、担当者から識別情報通知の有無を聞かれて「不発行」を選択したそうです。

社長には、もう識別情報は発行できない旨と今後、担保設定や売却をする際には、恐らく司法書士が本人確認情報を作成する事になるので、費用が掛かる事になるであろう旨を伝えました。

ところで、公売等の場合、先方の担当者は登記識別情報不発行のデメリットを説明して選択させているのでしょうか?
例えば、今回の場合では内容を熟知した上での不発行選択では無かったわけです。
年が明けたら、もう一度社長に連絡して、今回このようになってしまった経緯を先方担当者に問い詰めてみようかなーなんて、考えています。

てなわけで、今年も後3日。
何して過ごそうかなー・・・毎日、二女に会いに行くかな。