先程は、オンライン申請をしても登記事項を手打ちしてたと言う事実にビックリして、事務所から投稿してしまいました。

さて、先週末のオンラインパニック。
昨日、処理状況でコメントを確認したら、こんな感じでした。
受付
・・・18時54分発行って。
こんなの初めて見ました。

さて、今日の本題。
初回
この画像は、ウチの事務所で、初めてオンライン申請をした時のメールです。
もう、三年も前になるんですね。
まだ、不動産登記法が改正される前ですよね。

先週ぐらいからなんですけど、支部の方から特例方式に関する質問の電話が掛かってきます。
自分でやろうとはしてるようですが、話を聞いてみると、全く理解してないんですよね。
まぁ、こちらとしても聞かれれば答えざるを得ないわけでして。

しかし、一度や二度ならまだしも、三度目とかにもなると困ってしまうわけでして。
つまり、各ステップ毎に聞いてくるわけですよ。
申請書を段階→外字を使う段階→申請する段階とね。
しかも、パソコンに疎い方だから、こっちの言う事を理解してくれない。
散々説明した末に、「何だか良く分かんないけど・・・」とか言われてしまうわけですよ。
その割りに、フォルダの作成方法とかをアドバイスしても、言う事を聞かないし。
最終的には、こちらも大人気なく、強い口調で半ギレになってしまいました。

私がオンライン申請を始めた三年前。
今ほどの情報は有りませんでした。
「かいけつ!オンライン」もないし、当時使ってた「サムポローニアシャイン32」は、オンラインに対応していませんでした。
オンライン申請のホームページや法務省の申請書作成支援ソフトのマニュアルを印刷して、何とかしてたものです。

今の司法書士認証局は、実質三代目と言う事はご存知でしょうか?
日司連認証局ができる前に、繋ぎとして日本認証サービス株式会社が日司連用に仮認証局を運営していた時期があります。
私は、仮認証局の頃から、電子証明書を取得して、自分の「登記されていないことの証明の交付請求」などでオンライン申請の練習をしたもんです。
第1号

今まで、支部セミナーでオンラインに関するテーマを何度か開催してきました。
その度に、「興味が無い」とか「オンラインなんて・・・」などと言う理由で出席しない方も少なからずいらっしゃいました。
が、今回、特例方式が認められて、登録免許税が軽減されるや否や「なんで、オンラインの研修をやらないんだ!」と言いだします。

申し訳ないんですが、もう少し自分で努力して欲しいです。
それでも、不明な部分を研修で補うなり、人に聞くなりして欲しいです。
0から、研修や人に頼られても困ってしまいます。

手っ取り早いのは、各ベンダーに依頼することでしょう。
ベンダーにも頼れない、自分でも0から抜け出せないって方は・・・オンライン申請を諦めて頂くしかないですよね。