朝から寒いですね。
先週の陽気がウソのようです。
来週の土曜日は保育園の運動会。
昨年、一昨年と雨天だったので、今年こそは晴れて欲しいです。

さて、司法書士の報酬。
かつては報酬規定が有り、司法書士の報酬額は上下の幅はあるものの一律でした。
その後、報酬規定が報酬基準になり、報酬基準も平成15年1月1日に廃止となり、現在は完全に自由。

以前も書いたことがあるとは思いますが、私の報酬額は以前の報酬基準の最高額としています・・・端数は丸めますけどね。
この場合、商業法人の「その他の登記」の項目だと7,760円。
うーん・・・妥当なのだろうか?

おそらく、みなさん見積書を作成して依頼者に報酬の説明をしていると思います。
しかし、理解できていない方も多いと思います。

試しにYahoo!知恵袋教えて!gooなどで「司法書士 報酬」「登記 報酬」などのワードで検索してみて下さい。
「この金額は妥当なのでしょうか?」と言う質問が多く見受けられます。

怖いのが回答。
内容を理解していて適切な回答をしている方も多い中、自分の経験で、まったく内容が異なる登記の報酬も十把一絡げにして「高いですね」回答をしている方も散見されます。

例えば肉屋。
鶏、豚、牛と値段が違い、かつ、その中でも産地やブランドによって値段が違います。
量によって値段が変わるのは当然のことで。

我々の仕事は物を売っているわけでは有りませんが、ある意味「ノウハウを切り売り」しているのではないかと思っています。
司法書士の仕事も、種類や量により報酬額が違ってくるのは当然ですよね。
実際には、この辺の事情を依頼者に理解して頂くのが大変な場合が有るわけですけど。

とにかく報酬に関しては、柔軟に対応して行くことも大切だとは思いますが、それ以上に毅然とすることも大事だと思います。