どんよりとした水曜日。
雨は降りませんでしたが、涼しかったですね。
早く梅雨入りしたから、早く梅雨が明けるかと言うわけでもないようで、今年の梅雨は長そうです。

さて昨日でしか、ツイッターで司法書士の電子証明書の話題を見かけました。
で、この電子証明書ですが、どんな内容が記録されているか確認をしたことがありますか?
司法書士認証サービスのサイトに掲載されている見本を見るとこんな感じ。

電子証明書

事務所や自宅住所などは記録されていません。
なので、自宅住所の移転や所属している司法書士会が変わらないような事務所移転の場合は、司法書士の電子証明書に影響を及ぼしません。

逆に言うと、これだけの内容しか証明していないので、利用できる範囲は司法書士として代理人になっている業務だけってことになりますよね。
それ以外の場合は、公的個人認証サービスの電子証明書を利用するしかありません。

これに関しては、登記研究736号の質疑応答【7890】(登記研究737号184ページに訂正あり)の内容からも明らかですよね。