関東地方も入梅しましたね・・・あぁ週末運動会なんだけど。

さて、なんだか久々の仕事ネタかも知れません。
タイトルの通りですが、慣れない登記は手こずりますね。

今回初めて「募集新株予約権の発行」登記の受託をしました。
都心の司法書士なら珍しくもない登記なんでしょうけど、当事務所のエリアで地元の会社を中心とした仕事をしていると、めったに無い登記だと思います。

一応、この登記に特化した書籍1冊と、商業登記全般を扱った書籍数冊は持っていますので、参考資料に不足はありません。
発行手続きについて、再度確認をしました。

今回は株主総会で取締役会に募集事項の決定を委任しているケースでした。
依頼会社が作成した議事録を私の方で確認し、内容の過不足を指摘したり、不足書類の作成を依頼すると言う感じで進めたわけですが、他人の作成した書類の確認作業ほど大変なものはないですよね。
おそらく、司法書士や書類作成を業とする方なら、みなさん同じではないでしょうか?

私は業務用ソフトの「権」を利用していますので、とりあえず「募集新株予約権の発行」の書式をセットし、各項目に、最終的に依頼会社からメールで送られてきた議事録の項目をコピペしてみました。
決定すべき募集事項に不足はありませんでした。
決定すべき募集事項の内容と登記事項は≠なので、自動的に別紙も作成される業務用ソフトはラクですよね。

そんな感じで、慣れない「募集新株予約権の発行」の登記でしたが申請完了。
安心していましたが、法務局から補正の電話。
一部、登記事項の記載内容に不足がありまして・・・。

その後、補正も完了し、現在登記完了待ちです。
開業して15年目になりますが、初めて経験する仕事もまだまだあります。
それだけに、やりがいがある仕事ですね。