皐月の晦日(つごもり)、今日は暑い一日でした。
なんだか、ひと月が終わるのが速く感じてしょうがないです。
それだけ充実している日々を送っているってことでしょうかね?
今月もお疲れさまでした。

さて先日、他人が作った文書をチェックするのは、自分で文書を作成するより大変だと書きましたが、同じぐらい気をつかうのが、地名や人名の漢字ですね。
とくに人名は最高に気をつかいます。

例えば、普段名前を書くときに「辺」と言う漢字を使っている方がいるとします。
果たして、戸籍や住民登録上も「辺」で登録されているでしょうか?
私が日常業務で使ってる「辺」と言う字ですが、「辺」の他にこれだけの種類があります。
辺
↑も代表的な文字だけですので、一部に過ぎません。

私の場合、委任状等に依頼者が「辺」と署名されていても、公的な証明書の文字が異なっていれば、公的な証明書に記載されている文字で登記申請をします。
おそらく、多くの司法書士がそうだと思います。

ところで、通常パソコンで使用している文字でも、パソコンの環境によって表示のされ方が違う文字があります。
例えば
みなさんのパソコンだと、どう表示されていますかね?
私の事務所のパソコンだと、くさかんむりの下のしんにょうみたいなところの点が1つで表示されます。

で、このままオンラインで登記申請をしようとしたところ・・・
非互換文字
・・・と、業務用ソフト「権」からのアラートが表示されました。

このような機能は助かります。
機能がなければ、そのまま申請していて、完了後の登記事項証明書を見てビックリしていたかも知れませんね。