日常的に相続登記の依頼を受けると思いますが、相続関係が簡単な案件から複雑な案件まで様々ですよね。

例えば、依頼者である相続人も会ったことが無い相続人がいるケースもあります。
親が再婚だった場合の前妻・前夫との子どもや、配偶者が再婚だった場合の前の相手との間の子どもとか。

とにかく、相続手続きを進めるのは、すべての相続人に連絡をする必要があるので、「知らない相続人」にも連絡をしなければならないわけで。
そんな時は、依頼者である相続人が発送した形で、私が知らない相続人に文書を発送します。
この最初のアプローチが難しいですね。

私の場合、あくまでも発信者や連絡先は依頼者である相続人とします。
で、「相続手続きに関しては、この司法書士に依頼をしてます。」と言う形で、私の連絡先を記載しています。
まぁ、この辺は、どの司法書士も同じような文書を発送していると思いますが、司法書士名で発送したりとか、やり方は色々でしょうね。

内容に関しても、難しい言葉は使わずに、とにかく素人っぽく書くようにしています。
要は「誰々が亡くなったので、相続人である貴方様に協力をしていただきたいです。まずは連絡してね。」って程度の内容しか書きません。

依頼者に連絡をしてきた相続人には、その後の書類のやり取りは、私とするように話してもらいます。
なかなか連絡をしてこない相続人もいますしね。

今も、そのような案件が2件進行中です・・・ってか、1件は連絡をしてこない相続人がいて、停滞中です。
停滞中の1件は、年内に解決したいなーと思っていましたが、ムリっぽい。
せめて、もう1件は年内に終わらせたいと思っています。